京都のお魚好きにも人気のマグロにこだわる食堂

和食編

しげちゃん食堂

寿司ネタの王様と言えば「マグロ」でした。握りはもちろん、鉄火巻や海鮮バラちらしにも必ず入っています。しかし最近、特に若い方が好む寿司ネタとして一番手に挙がるのが「サーモン」だそうです。46歳の管理人にとってサーモンはかなりキワモノの寿司ネタという印象なのですが、安価で脂たっぷり、しかもクセの少ないサーモンが寿司店や海鮮居酒屋などでも大きな位置を占めています。

一方、人気が下降の一途を辿っているのが「マグロの赤身」です。トロは高級魚の代名詞として相変わらずの人気ですが、マグロの赤身が余って困るという話を寿司店の大将から聞かされたこともありました。日本人がマグロを食べるようになった江戸時代、赤身こそが高級魚扱いでトロは捨てられていたそうです。マグロの味の真髄はやはり赤身にあります。しかしその独特な鉄くささや血合いの味が、現代人にはクセが強く不人気なのでしょうか。

マグロの赤身の旨さを知っていただきたい。生ではなく火を通すことでクセが抑えられ、旨味が凝縮されるマグロの赤身を味わっていただきたいと考え、やってきたのが「しげちゃん食堂」です。お魚好きの京都人の間では結構有名な食堂で、特にマグロ料理には定評があります。場所は先日REPORTした「とんかつ マルミ」のお隣。JR「円町駅」から徒歩10分の場所にあります。ランチタイムは常に満員ですので本日12月22日は13:30に入店してみました。

5席のカウンター席に3名のお一人様が座り、2つある4名ボックス席はその1つがご家族連れで埋まっています。空いているカウンター席に座ろうと上着を脱いでいると店主・しげちゃんから“空いているボックス席へどうぞ”と優しいお言葉が。ありがたくボックス席に座りながら、グループ客が来たらすぐに移れるよう、中腰で店内の日替わりいろどり定食メニューを眺めます。

既に「まぐろ漬け丼」¥880は売り切れでしたが、今回の目当て「まぐろステーキ」と「まぐろ竜田揚げ」各¥880は残っていてセーフ。どちらにしようかと悩んでいると単品の「まぐろ竜田揚げ」¥450があることも判明しましたので、日替わりいろどり定食「まぐろステーキ」と単品「まぐろ竜田揚げ」合計¥1,230を注文してみました。

メイン料理が2つあるかなり豪勢な特製定食です!副菜のおばんざい(惣菜)は「カブの煮物」「ホウレンソウとニンジンのお浸し」「高野豆腐の煮物」と3品付きます。どれも京都らしい薄味で、家庭の味というよりは料理屋の味と感じました。ちなみに京都では煮物のことを「炊いたん」と言いますが、他都道府県の方から“タイタン?惑星ですかwww”といじられるので、管理人は京都人同士の会話でない限り使いません。ではいよいよメインのマグロ料理へ。

まずは「まぐろステーキ」です。

ソースはわさび醤油・山椒醤油・にんにく醤油から選べます。管理人はにんにく醤油派。マグロの旨味とにんにく醤油の相性が抜群で、上に散らされた刻み大葉がアクセントとなっています。一口食べると上品な牛肉のような食感ながら、味はマグロのジューシーな旨味がダイレクトに感じられる逸品です。マグロの脂の旨さと身肉の旨味が合わさった、火を通りてこそ食べられるおいしさをご堪能ください。

そして「まぐろ竜田揚げ」です。

軽く生姜醤油の下味が付けられた竜田揚げはステーキとは異なり、サクッ&ふわっという食べ心地。揚げることで柔らかくなったマグロから、さまざまな旨味が口の中に広がります。そして何より、火を通すことで生では感じられなかったマグロの風味が鮮明になり、その実力を改めて思い知ることができました。

「まぐろステーキ」と「まぐろ竜田揚げ」はご飯はもちろん、ビールにもよく合うでしょう。マグロを始め、他の魚介類も「京都市中央市場」から仕入れられているそうで、新鮮さは折り紙付き。JR「円町駅」周辺に来られた際には、マグロの真の旨さを味わえる「しげちゃん食堂」まで足を運んでみてはいかがでしょうか。もし満員のようであればお隣の「とんかつ マルミ」で洋食を楽しむこともできますよ。

[2018年12月22日訪問]

しげちゃん食堂
●住所…京都市中京区西ノ京塚本町6-8
●TEL…075-406-0602
●定休日…日曜日および第2月曜日
●備考…店内禁煙
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「しげちゃん食堂」で検索してください。

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