中国料理 くれたけ
先日、京阪「伏見桃山駅」の「鳥せい本店」へ久しぶりに伺った際、かつて仕事帰りによく行っていた「中国料理 くれたけ」があったのを思い出しました。外観は少し新しくなっているような気もしましたが、店名はさすがにまだ覚えていて、本日2月26日に訪問を決行。調べてみると22:30ラストオーダーと比較的遅くまで営業されていて好都合です。いつもの通勤電車から途中下車し、京阪「伏見桃山駅」から徒歩1分かからないお店へ向かいました。


22時到着。さすがに火曜日だからでしょうか、伏見大手筋商店街も閑散としています。ラストオーダー間際ということもあり、特に混雑している気配もありません。店頭のメニューを確認して店内へ入ってみます。


6名ぐらいのグループ客1組とカップルが2組、お一人様が2組と、思ったより多くのお客さんが食事をされていました。管理人が通っていた25年前に比べて、内装は新しくなっています。当時はアルコール類を嗜んでいたので、こちらでは単品料理を適当に注文していたように記憶しているのですが、まずはメニューを確認してみましょう。


伏見大手筋商店街近辺では有名な街中華店だけあってメニューも豊富。しかもどれも安い!セットメニューや定食メニューのほどんどが¥1,000以下というリーズナブルな価格です。これだけ豊富なメニューが安いと目移りするのですが、今回は「エビと彩り野菜のあっさり塩炒め」がメインでデザートまでセットの「くれたけ定食」¥1,233を注文しました。

先ほど“街中華店”と書きましたが、このビジュアルはホテル中華のランチメニューといっても過言ではない上品さです。「エビと彩り野菜のあっさり塩炒め」の他、水餃子とザーサイ、玉子スープ、ご飯、ジャスミン茶、杏仁豆腐がついて¥1,233はやはりリーズナブル!何より栄養バランス的にもヘルシーで、女性にも喜ばれる定食ではないでしょうか。ご飯のおかわりは自由!とのことですので、ハラペコのおっさんでも大丈夫です。では早速いただきましょう。
玉子スープは上品な味わいでホテル中華並みのクオリティ。冷えた身体も温まります。水餃子はツルンとした食感が心地いい一品です。焼餃子のようなパンチはありませんが、京風中華を思わせるやさしい味わいではないでしょうか。そして「エビと彩り野菜のあっさり塩炒め」は春を感じさせるスッキリとした味わい。アスパラガス、大黒シメジ、タケノコ、カボチャ、赤ピーマンのシャキシャキとした食感とエビの濃厚な旨味がマッチしています。こちらは街中華らしく少し塩味が効いた味つけで、ご飯にもビールにもよく合うおいしさ。口直しのザーサイは濃厚な味で、その気になれば店員さんが引くほどご飯をおかわりすることができると思いました。

食後のジャスミン茶と杏仁豆腐も文句ありません。杏仁豆腐は昔ながらのあっさりテイストながら、甘みはしっかりとあるどこかなつかしい味わい。食事の〆としてはピッタリだと思います。すべてにおいてしっかりと調理されている印象で、久しぶりに単品料理も試してみたくなりました。手頃な価格で駅のすぐ隣という便利な立地、しかも確かな品質の中華料理を味わえるお店です。伏見大手筋商店街の観光ついでやお仕事帰りにフラリと簡単に立ち寄れますので、お近くにお越しの際はぜひ訪問してみてください。
[2019年2月26日訪問]
= 中国料理 くれたけ =
●住所…京都市伏見区京町4丁目170
●TEL…075-621-3498
●定休日…年中無休(臨時休業有り)
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「中国料理 くれたけ」で検索してください。
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