駅直結のさまざまなシーンで便利なベーカリーカフェ

喫茶店・カフェ編
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クーズコンセルボ 西大路店

JR「西大路駅」周辺に用事があり、終わったのが15時。昼食を食べていなかったため、餓死寸前でした。どこかでランチを…と考えながら選択肢として2つが挙げられます。まず、東へ向かいJR「京都駅」近辺で探すか、北へ向かい西院エリアまたは円町エリアで探すかの2択。しかし生命の危険が迫っていましたので、JR「西大路駅」の周囲で探すことに賭けました。実は1軒だけ、行ったことがあるお店を知っていたのでそちらへ向かったのですが無情にも“準備中”の看板が。そこで今回は、JR「西大路駅」に直結しているベーカリーカフェ「クーズコンセルボ 西大路店」に伺いました。

「クーズコンセルボ」は兵庫県姫路市に本社がある「岡野食品グループ」のベーカリーカフェブランドで、兵庫9店舗・京都2店舗など関西地方に19店舗、島根に1店舗を展開しています。主に駅ナカや駅前で出店していて、JR「西大路駅」の敷地内にもあるお店です。ちなみに商業施設内などでパン販売を手がける「コンセルボ」ブランドを含めると、関西地方に33店舗、中国地方に11店舗、千葉に1店舗を展開。「クーズコンセルボ 西大路店」のお客さんはJR「西大路駅」を利用する方がほとんどで、パンのテイクアウトだけでなく、待ち合わせやティータイムにもよく使われています。では店内へ入ってみましょう。

パンのいい香りに包まれる店内。店内調理のパスタなども提供されています。チェーン店だけあって多種多様なパンが用意されていて、好きなパンを選んでカフェスペースでいただくことも可能です。入店時はテイクアウトのお客さんが2名だけでしたが、後から3組のお客さんが入ってこられコーヒーなどを注文されるなど、なかなかの人気店のように感じました。とりあえずパン3種類と「アイスカフェラテ」¥320を注文し、席へ移動します。

「プレミアムミンチカツサンド」¥220と「ミルクドーナツ」¥85、「クリームデニッシュ」¥185。「アイスカフェラテ」と合計で¥810です。いくら腹ペコとは言え、あきらかに食べ過ぎですね。なぜパンを3つも選んだのか、と自分の過食ぶりに後悔しながら、「アイスカフェラテ」を一口。“おっ”と思ったのは、意外と(失礼)濃厚なコーヒーに驚きました。こういうお店のコーヒーは薄めが基本で正直期待していなかったのですが、スチームミルクを使っていることといい、エスプレッソマシンで提供されているようです。下手な喫茶店よりおいしい「アイスカフェラテ」だと感じました。

「プレミアムミンチカツサンド」はミンチカツがプレミアム級です。合挽きミンチ肉がたっぷり詰まったボリューム満点のミンチカツに、少しスパイシーな中濃ソースがよく合います。合挽きミンチ肉は粗挽きで、肉の食感や旨味がしっかりと感じられるおいしさ。パンも焼きたてや専門店のものとは比べられないものの、決して悪くありません。冷めていてもおいしくいただけました。

「ミルクドーナツ」は昔なつかしい、やさしい味わいです。ほんのりとした甘さが口いっぱいに広がります。ミルクのコクも効いていて、パサパサ・ポソポソしがちなオールドファッション風のドーナツとは異なり、しっとりとしたおいしさでいくらでも食べられそうです。食べていて一瞬だけ“高カロリー”という言葉が脳裏に浮かびましたが、小さいので大丈夫でしょう。本格的なカフェで提供されていてもおかしくないクオリティです。

「クリームデニッシュ」はデニッシュが香ばしく豊かな味わいです。サクサクとした食感で、バターの風味も活きています。そしてクリームはホイップクリームだと思い込んでいたのですが、食べてみると練乳クリームでした。コンデンスミルクがダイレクトに感じられ、カルピスの原液のような甘さがデニッシュに合っていると思います。またしても脳裏に“高カロリー”という言葉が浮かんできました、餓死寸前で気分的にはガリガリでしたのでセーフだと思いたい。

JR「西大路駅」構内の立地という利便性もあり、食べている最中も多くのお客さんがカフェ利用やテイクアウトで利用されていました。お店の真上を東海道新幹線が通過する印象的なカフェベーカリーです。JR「西大路駅」近辺に来られた際には、ランチや軽食、ティータイムに利用されてみてはいかがでしょうか。モーニングサービスもされていますので、お出かけ前に軽く朝食を取るのにも便利だと思います。

[2019年4月13日訪問]

クーズコンセルボ 西大路店
●住所…京都市南区唐橋平垣町26-1
●TEL…075-662-5086
●定休日…年中無休
●備考…店内禁煙(?)
●ホームページ…http://www.okano.co.jp/conservo/

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