ランチの定食でも満足できる本格焼肉店

その他料理編
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肉処 一幸

いよいよ本格的に暑い季節がやってきました。夏といえばビアガーデンやビアホールなどが定番ですが、個人的には焼肉店です。若い頃、飲み会や打ち上げなど他人のお金で飲食できる店選びを任された場合は、ほとんどが焼肉店でした。まず誰からも反対されませんし、どこの店でもそれなりの味で不満も出ません。そして何よりビールのツマミとして有能過ぎて、ビールさえ飲めればご満悦の先輩方からのウケもいい。そこで今回はランチに一人でも入りやすい焼肉店「肉処 一幸(にくどころ いっこう)」を訪問しました。

堀川丸太町の交差点を東へ100mほど行ったところにある本格的な焼肉店です。上質な牛肉を提供しているお店で、一般的な焼肉店と変わらない価格で焼肉をいただくことができます。入口手前から半個室の4名テーブル席で奥がカウンター席。2階もあるため、家族やグループでも使いやすいお店です。もちろんお一人様はカウンター席で気軽に楽しむことができます。ではランチメニューをご覧ください。

夕方17時ぐらいまで営業されている、ほぼ通し営業に近い営業形態です。ランチは¥700〜とリーズナブルな価格でいただけることから、平日は近隣のビジネスマンなどで賑わっています。「まかないチャーハン」¥700や「チゲラーメン」¥900も魅力的ですが、ここはやはり焼肉店の実力を確かめる意味もあり、ホルモンとカルビの両方を味わえる「ホルカル定食」¥1,300を注文してみました。

ご飯と味噌汁が付く「ホルカル定食」が到着しました。香ばしい肉の香りが食欲をそそります。注文時にタレと塩を選べますので、今回はタレをチョイス。盛りは多めではありませんが、ランチと考えればちょうどいいサイズではないでしょうか。まずはホルモンからいただきましょう。

こちらのホルモンはミノ(第一胃)やマルチョウ(小腸)、テッチャン(大腸)などが混ざったミックスホルモンです。モツ鍋のモツ(ホルモン)は一般的にはミックスホルモン、ハイグレードなお店ならマルチョウ(小腸)のみを使用されていることが多いと思います。ホルモンはその部位によって味わいが異なるものの、やはりメインはマルチョウ(小腸)でしょう。コラーゲンたっぷりのプルプルの脂の旨味が絶品です。もちろん臭みなどは一切ありません。たまにホルモンを苦手とする方がいらっしゃいますが、一度信頼できる焼肉店かモツ鍋店でお試しください。精肉以上の旨味を味わうことができるハズです。

カルビは安定のおいしさ。牛バラ肉という脂の多い部位で焼肉では一番人気でしょう。ちなみにテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」の焼肉編で京都人はロースを好むと言われていましたが、それはお金持ち限定ではないでしょうか。取材先も京都一有名でお高めの焼肉店「天壇 祇園本店」でしたし。庶民感覚ではカルビかハラミが一番人気だと思います。そもそもロースは脂がかなりキツイので、よほど上質な牛肉でないとそんなに食べられません。そして焼肉の本場・大阪市の生野区や東成区周辺で“ロースが好き”なんて言おうものなら、かなりの高確率で“子どもか!”とツッコまれることを付け加えておきます。

食後にフルーツなどのデザートも付いてサッパリと口直しもできます。本格的なホルモンやカルビのタレ焼きを¥1,300で十分に堪能することができました。管理人はランチで伺うのは初めてでしたが、昼の定食でもハイレベルな焼肉を味わえたと感じています。“焼肉は好きだけど最近胃がもたれるからなぁ”というような方は、ぜひ焼肉店のランチメニューをお試しください。「肉処 一幸」であれば、上質な焼肉を適度に楽しむことができますのでオススメですよ。

[2019年5月25日訪問]

肉処 一幸
●住所…京都市中京区丸太町37
●TEL…075-211-1029
●定休日…年中無休(ランチのみ日曜日定休)
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…https://ikkou.owst.jp/

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