インディアンオムライスが名物の人気洋食店

洋食編
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くるみ

4月に入り、新型コロナウイルスはますます猛威を振るっています。京都府知事や京都市長から京都府民に対し、「首都圏と大阪・兵庫への不要不急の往来」および「多くの人が集まる場所への外出や会合への参加」の自粛が発表されました。諸外国からの入国も制限されている現在、京都もまた新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されている地域ということもあり、他の都道府県の方も仕事や通院など重要の理由でもない限り、しばらくは京都訪問を見合わされた方がいいと思います。当ブログも休止の検討を始める段階であり、行政などから今以上の要請や命令が発表された場合、更新を止めることになるでしょう。その際は改めてTOPページでお知らせいたします。さて、2020年(令和2年)4月4日の土曜日、仕事で京都イチの繁華街である四条河原町に到着したのですが、飲食店を始めとする小売店は営業時間の短縮や営業自粛をされているお店が見受けられ、人通りも平日昼間より少ない印象を受けました。かなり違和感のある風景に戸惑いながらも昼食を取るため、かれこれ数十年はご無沙汰している洋食店へ向かいます。

四条通寺町通の交差点の北東角にある菊水ビル寺町京極商店街の南端に位置するビルで、3階にはインド料理店の「アショカ 京都店」、2階は「サイゼリヤ 四条寺町店」が営業されています。そして地下1階にあるのが、いつから営業されているのかさっぱりわからない洋食店「くるみ」。菊水ビルの案内看板には“サラダ&ポテト”と書かれていますが、何のお店なんだかよくわかりません。とりあえず階段で地下1階へ向かいましょう。

時刻は11:45。こちらは11:30〜14:30までの通し営業で、以前は隠れた名店として知る人ぞ知るお店でした。しかしメディアで頻繁に紹介されたり、「食べログ」で高得点を獲得されるようになり、気づけば平日であってもオープン時刻には行列ができる繁盛店に。管理人も何度か前は通ってはいたものの、常に行列ができていて長い間スルーしていました。しかし今回、行列はナシ。店名には“サラダ&お好み焼”と書かれていて1階とは微妙に変わっていますが、やっぱり何のお店なんだかよくわかりません。とりあえず店頭のサンプルを確認してみましょう。

6種類のサラダのサンプルが陳列されています。ということで、正解は「サラダのお店」でした〜と思うでしょ?それでは半分だけ正解。ではポテト?それともお好み焼?イヤ、お好み焼はともかく、ポテトって何?とかいろいろと考えさせられるお店ですね。ともかく店内へ入ってみます。

4名テーブル席が5組と2名テーブル席が1組と、思ったよりは広い店内です。喫茶店のような内装で、お一人様のお客さんが多いのも特徴。実は先ほど「平日でも行列」と書きましたが、相席を案内されないのも行列ができる理由の1つでしょう。お一人様であっても先着順でテーブル席へ案内され、相席をお願いされることはありません。管理人のような小心者のお一人様にとってはありがたいような、申し訳ないような気持ちになるのですが、お一人様でもゆったりと食事できるための心遣いはうれしく感じます。ではメニューを確認してみましょう。

こちらの名物は「インディアンオムライス」¥600です。つまり「インディアンオムライスとサラダのお店」が正解。はるか昔にはお好み焼を提供されていた記憶がかすかにあるような気もするのですが、現在は提供されていません。そしてポテトは大昔からこちらに伺っていた管理人でもよくわかりません。とにかく数十年ぶりの訪問ということで、学生時代のなつかしい情景が脳裏に浮かびます。当時は知る人ぞ知る「インディアンオムライス」の名店で、有名となった現在でもお客さんのほぼほぼ全員が「インディアンオムライス」を注文されているハズ。京都で「インディアンオムライス」と言えば「くるみ」と、京都検定の問題に出てもおかしくないほどの知名度がある「インディアンオムライス」と、せっかくの訪問ですので「焼肉サラダ」¥950を注文してみました。

まずは「焼肉サラダ」が到着。たっぷりの野菜サラダにたっぷりの牛焼肉の、ボリューム満点メニューです。各サラダにこっそりとポテトサラダが付いていますので、ひょっとしたらポテトというのはポテトサラダのことなのかも知れません。普段、生野菜を食べる機会が少ない管理人にとっては非常にありがたい一皿。みずみずしい野菜サラダをいただきつつ、いよいよ焼肉を食べてみましょう。

焼肉と名付けられていますが、韓国風の焼肉ではなくビーフジンジャー、つまり牛肉の生姜焼きです。いにしえの洋食メニューの代表格である牛肉の生姜焼きを提供されていることから、創業はおそらくほぼ間違いなく昭和でしょう。京都でも牛肉の生姜焼きを提供している洋食店は数えるほどになりました。“生姜焼き”と言えば今や豚肉が当たり前ですが、牛肉の生姜焼きもなかなかの味わいです。管理人は牛肉の生姜焼きが大好きで、なぜ他の洋食店でも提供しないのか不思議でなりません。昭和に花開いた京都洋食の味わいを今に伝えるおいしさ。皆さんにもぜひ味わっていただきたいと願っています。

そして名物の「インディアンオムライス」です。「インディアンオムライス」とはドライカレー(カレーピラフ)のオムライスとご理解ください。ソースもトマトベースではなくカレーです。頂点にはタルタルソースが乗っていて、これが「くるみ」の「インディアンオムライス」を証明しています。このタルタルソースをスプーンの背でまんべんなくオムライス本体に伸ばしていただくのが玄人です。初めて訪問された方でもこのやり方を覚えておくと、周りからナメられることはありません。多分。ひと口目は写真映えの問題もありますので、タルタルソースをベットリと伸ばさずにいただきます。

ほんのりとスパイシーな辛さが感じられるドライカレーに、薄焼き玉子とカレーソースの取り合わせが絶妙な味わいです。ドライカレーにはゴロゴロとした鶏肉やシメジも入っていて、食べごたえも十分。そして味の決めてはやはりタルタルソースでしょう。全体をまろやかかつコクがプラスされた味わいは、京都ナンバーワンの「インディアンオムライス」と言っても過言ではないおいしさです。洋食店らしいカレーソースの奥深い味わいも見事で、行列ができるのも納得できるクオリティであると断言できます。

こちらは老若男女を問わず、さまざまなお客さんが足を運ばれているお店です。やさしい辛さと豊かな旨味が誰にでも食べやすく、親しみやすい味わいなのだと思います。営業時間は昼の3時間だけで不定休のため閉店している場合も多々ありますが、もしお店の前を通って営業しているようであれば、迷わず入店してみてください。「インディアンオムライス」だけでは野菜不足ですので、プラス「スモールサラダ」¥350などの各種サラダもオススメですよ。

[2020年4月4日訪問]

くるみ
●住所…京都市中京区中之町559 菊水ビル地下1階(Google マップ
●TEL…075-221-2222
●定休日…不定休(日曜日・水曜日に休まれていることが多い
●備考…禁煙(?)
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「くるみ」で検索してください。

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