地元民に愛されるオススメの寿司店・海鮮居酒屋

和食編
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ほく泉 大さこ

飲食店の中には、ホームページや公式SNSを開設されていないお店も多く存在します。当ブログのREPORTではホームページなどがない飲食店の場合、最後に記載している店舗情報欄に「食べログ」のリンクを貼っていることが多いのですが、「食べログ」の点数が不当であるとして、とある飲食店が「食べログ被害者の会」を発足。賛同する飲食店と共同で法定措置を取ることを検討されているというニュースが流れました。管理人は以前から「食べログ」を始めとする飲食店の口コミサイトには懐疑的であり、点数はもちろん、口コミやレビューも読んでおらず参考にしていません。しかし、住所や電話番号、定休日などの店舗情報はほぼ信頼できる日本最大の飲食店プラットフォームであることも事実です。もし当ブログをご覧いただき、目当ての飲食店へ行ってみようと思われた際に、かなり偏った独善的な記載しかできていない当ブログの情報だけでなく、Google マップとホームページや公式SNS、もしくは「食べログ」などの飲食店情報サイトを併記することで、より正確な情報をご確認後に訪問していただきたいと考えています。「食べログ」には今後、点数や口コミの透明化などの改善を期待しつつ、しばらくは当ブログでも飲食店のホームページなどがない場合は「食べログ」のリンクを貼る予定ですのでご了承ください。そんなワケで今回は、20年以上営業されているもののホームページや公式SNSがなく、地元の人が足繁く通う人気店をREPORTしてみました。

下鴨本通河原町通)と北山通の交差点(下鴨本通北山)を東へ1kmほど行き、南へ330mほど行ったところにある寿司店・海鮮居酒屋「ほく泉 大さこ(ほくせん おおさこ)」。京都工芸繊維大学のすぐ近くのお店で「北泉通」近くであるため店名に「ほく泉」と付けられたのでしょう。この辺りは観光地ではないため、お客さんのほとんどが地元の人だと思います。昼に関しては学生が利用するような雰囲気ではなく、むしろ先生や職員の方々が通われてそうな感じです。こちらのお昼の営業時刻は11:30〜14時ですのでランチタイムを避けようと開店直後の11:40に到着。まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

「天丼」や「海鮮丼」、「ちらし寿司」は¥1,200で、懐石風の和定食「八方皿盛り」¥1,800、「うなぎ丼」と「上ちらし寿司」は¥2,300、そしてお造りから天ぷら、にぎり寿司までフルカバーの「利休皿盛り」は¥2,400となっています。こちらでは何を食べても間違いありません。ちょっと贅沢なランチを楽しみたい場合は「上ちらし寿司」や「八方皿盛り」、「利休皿盛り」がオススメですが、普段使いなら「天丼」、「海鮮丼」、「ちらし寿司」でしょう。管理人は6月〜9月ぐらいまでの暑い時期になると生魚をあまり食べなくなりますので、今のうちに鮮魚を食べておこうと今回は「海鮮丼(赤出し付き)」に決めて店内へ向かいます。

コンパクトながら清潔感あふれる店内にはカウンター席もあり、お一人様でも利用しやすい感じです。訪問した際は大将を含め3名のベテラン職人さんが仕事をされていました。このようなタイプのお店は特にお一人様での利用ならちょっと緊張してしまうものですが、職人さん皆さんが柔和な表情をされていて、接客も丁寧で初めてでも入りやすいと思います。「海鮮丼(赤出し付き)」を注文し待っている間、ドリンクメニューをご覧ください。

飲む人にとってはたまらないでしょうね。夜は気のおけない仲間やご家族と一杯、なんていいのではないでしょうか。飲まない&仲のいい友人も家族もほとんどいない管理人は、想像と妄想で感想を述べるしかないのですが。こんなヤツが口コミやレビューを書いているのですから、まったく信用できません。幸い、管理人は自分のブログでのみ書き散らかしていて外部サイトには一切投稿していませんので、当ブログ文章まで読まれている珍しいあくまで自己責任でご利用願います。

「海鮮丼(赤出し付き)」が到着。ホウレンソウと薄揚げのゴマ和えやたっぷりの漬物も付いています。海鮮丼の具はオーソドックスなカツオ、ハマチ、タイとベビーホタテ、ホタルイカ、カニ身、シメサバといった変化球が混在した豪華ラインナップです。酢レンコンが春を感じさせる美しいビジュアルも見逃せません。では、まずは今が旬のホタルイカをいただきましょう。

ホタルイカのミソがおいしい春の味です。もちろん生臭さなどは一切感じられません。こちらの海鮮丼は冷めた酢飯ではなくホカホカご飯タイプとなっていて、刺身定食的な感覚で海鮮とご飯を楽しめます。具をワサビ醤油に付けてアツアツご飯とかっこめば、幸せ以外の感想は生まれません。カツオ、ハマチ、タイといった王道の味と、ベビーホタテやカニ身といった濃い旨味の海鮮を好きなバランスで楽しめます。生魚オンリーの海鮮丼もおいしいですが、ホタルイカや貝類、カニなどもいただける海鮮丼は¥1,200という価格以上にお値打ちではないでしょうか。

そして京都らしいシメサバです。一切れなのが口惜しいほどのおいしさ。ただ、これだけさまざまな海鮮が乗っている丼であれば、シメサバは一切れが正解なのかも知れません。濃厚なサバの旨味とちょうどいい酢の〆具合がご飯とよく合います。飾りのような酢レンコンやキュウリも口直しに最適です。少し大袈裟に言えば、海鮮丼のさらなる可能性を実感できた贅沢な味わいを堪能することができました。

食後にはフルーツまで付くサービス。管理人は普段、フルーツはほとんど食べませんが、海鮮丼の後のオレンジが口の中をサッパリとさせます。オレンジにも仕事がされていて、白い皮(中果皮)も丁寧に取り去られており、舌に触ることもありません。栄養価が高い白い皮(中果皮)ではあるものの正直、好き好んで食べたいものではありません。自宅ならともかく、味と食感を追求すれば、この純粋に果肉だけを味わえるオレンジで王様気分まで味わえると思いました。海鮮丼本体だけでなく赤出しから小鉢、漬物、フルーツまで、どれもまったくスキのないおいしさです。普段使いにも贅沢ランチにもピッタリのお店ですので、近辺へお越しの際にはぜひ立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

[2022年4月15日訪問]

ほく泉 大さこ
●住所…京都市左京区松ケ崎正田町16-3(Google マップ
●TEL…075-703-0035
●定休日…水曜日および第3火曜日
●備考…禁煙
●ホームページ…なし
※詳しくは食べログ「ほく泉 大さこ」でご確認ください。

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