本格派ながら一人でも手軽に利用できる天ぷら店

和食編
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天ぷら 魚兼

当ブログをご覧いただいている奇特な皆さんはオトナの方々だと思いますが、そもそもオトナの定義をご存知でしょうか。法律上は20歳以上、2022年(令和4年)4月からは18歳以上と年齢で明確に線引きされているものの、実際には20歳を超えていてもまだまだオトナと実感されていない人も少なくないでしょう。例えば家庭を持って初めてオトナを意識した、いやいや子どもを授かってようやく、といった家庭環境の変化でオトナを自覚するケースも多そうです。また、家庭を持つ前の段階、少年・少女から男性・女性へと性イベントのレベルアップをすることでオトナへの自我が芽生えたりする人もいるかも知れません。そして管理人のように家庭もエロも関係ない人にとっては、ライフスタイルのささやかな変化で自然とオトナになっていったように感じています。昔はひとりで出入りできなかったお店も、今ではすっかり出入りできるようになっていた、なんてこともオトナの皆さんであれば思い当たるのではないでしょうか。管理人の場合はハッキリしています。回らない寿司店とカウンター方式の天ぷら店へあまり緊張せずひとりで利用できるになって初めてオトナである、と。ひとりで利用できるといってもチェーン店全般やラーメン店、喫茶店などではまだまだ坊や・お嬢ちゃんに過ぎません。寿司店や天ぷら店でも親や先輩に連れられてだったり、大勢の同級生や同僚を引き連れてなど、年上の威光や数の威力で押し切っても残念ながら管理人的にはオトナとは認めません。そこで今回は“自分はイイ年だけど果たしてオトナと言えるのか?”と少しばかり不安を感じている人でも安心してお一人様で利用できるカウンター方式の天ぷら店を訪問してみましたので、ぜひオトナデビュー(註:管理人基準)を実現してください。

白川通今出川通の交差点(白川通今出川)を北へ370mほど行ったところにある「天ぷら 魚兼(てんぷら うおかね)」。外観からして重厚なたたずまいであり、ちょっと入りにくそうな風情はあります。しかしランチは特にですが、近隣のビジネスパーソンや地元の人がお一人様で利用されることも多いお店です。お値段的にはもちろん、眉間にシワを寄せ常にお客さんを睨みつけながら天ぷらを揚げている怖そうな大将もいらっしゃいませんのでご安心ください。こちらのお昼の営業時間は11:30〜ラストオーダー14時で、お昼時は混み合うことも多い人気店。落ち着いて食事をしたい場合は11時台か13時を過ぎてからがオススメです。時刻は13:30、まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

ランチでは天丼各種がメインとなります。「特製海老天丼(味噌汁・漬物付)」や「特製野菜天丼(味噌汁・漬物付)」ともに¥850と、本格的な天ぷら店としてはリーズナブルな価格設定。天ぷらの王道ダネとして多くのファンを持つアナゴを使った「あなご天丼(味噌汁・漬物付)」¥1,100と、¥1,000前後で天丼をいただけます。天丼自体は蕎麦・うどん店や和食店、定食店だけでなく、ファミレスなどのチェーン店やお弁当屋さん、スーパーのお惣菜コーナーなど、さまざまなシーンで見かけますが、天丼は個人的にはやはりご馳走であり、天ぷら店や蕎麦・うどん店で食べるのがオススメです。特に天ぷら店の天丼は揚げの技術が確かであり、揚げ油にも気を配られているため、おいしい天丼を食べられる可能性が高いと感じています。では店内へ入ってみましょう。

カウンター席6席と4名テーブル席3卓の店内。カウンター席では大将が天ぷらを揚げる姿をガラス板越しながらガッツリと見ることができ、揚げる香りも楽しめることから、お一人様やカップルであればカウンター席でキマリでしょう。回らない寿司店でもそうですが、お一人様ならカウンター席で食事できてこそオトナの証(註:管理人基準)です。訪問した日もシニアの女性2名・男性1名それぞれがお一人様で食事を楽しまれていました。こちらではカウンター席に座っても大将から話しかけられることも怖い顔で睨まれることもありませんので、管理人のような50歳なのにコミュ障でも大丈夫です。では改めてメニューを確認してみましょう。

単品メニューは一部となりますのでご了承願います。天ぷらで1杯、のような飲む人にもうれしいドリンクラインナップです。単品メニューも本格的な天ぷらや一品料理でも比較的リーズナブル。夜の食事やグループでの利用にもピッタリでしょう。今回は久しぶりの訪問であったこともあり、ちょっと贅沢にあなご・海老二尾・野菜三品・海苔の「特製デラックス天丼(味噌汁・漬物付)」¥1,500を注文してみました。

「特製デラックス天丼(味噌汁・漬物付)」が到着。“特製デラックス天丼”の名にふさわしいゴージャスなビジュアルです。天ぷらのゴマ油の香りが食欲をそそります。味噌汁は赤だし、漬物は柴漬けなのも完璧です。あくまで管理人の考えですが、天丼に付く汁物は、すまし汁でも豚汁でもフカヒレスープでもなく、赤だしです。揚げ物である天ぷらは基本、脂っこい料理ですので、赤だしぐらい味噌の味が濃厚で油分をスッキリと洗い流してくれる方が良く合います。たまに天丼ですまし汁が付くお店はあるものの、ぜひ赤だしへの変更を検討願いたい。ただし、マツタケのお吸い物であれば管理人も許します。天丼と合う合わないではなく、マツタケはもはや富裕層しか賞味できないマボロシの食材であり、マツタケのお吸い物であれば無条件にいただきたいからです。では早速、海老天からいただきましょう。

海老天の海老2尾はミドルサイズではあるものの、一般的な天丼ではあまり見られない薄ゴロモで揚げられていて海老の旨味をしっかりと味わえます。海老だけでなくカボチャやサツマイモ、インゲン、海苔もそれぞれの味が際立っていておいしい。天ぷらはフライとは異なり揚げ加減が難しく、さすがはプロの技術を堪能できました。

そしてアナゴ天です。カットされているもののアナゴ1尾分が揚げられています。アナゴ天の醍醐味でもあるふっくらとした仕上がりとアナゴ特有の旨さは特筆モノでしょう。アナゴの調理法として寿司店などでも供される煮穴子と天ぷらが双璧で、天ぷらダネとしても優秀。京都らしく少なめの丼ツユでアッサリと食べられるうえ、卓上に常備されている粉山椒との相性も申し分ありません。本格的な天ぷら店となると少し敷居が高く感じられますが、こちらのようにランチタイムであれば天丼各種をメインとされているお店も少なくなく、お一人様でも意外と気軽に利用できるハズ。これから紅葉シーズンを迎え、京都の一人旅などを計画されている人もいらっしゃるかと思いますので、銀閣寺近くにあるこちらでオトナの天丼ランチを楽しまれてみてはいかがでしょうか。

[2022年9月28日訪問]

天ぷら 魚兼
●住所…京都市左京区北白川別当町13(Google マップ
●TEL…075-702-9727
●定休日…月曜日
●備考…禁煙
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