豊富な弁当各種から選べる府庁近くの弁当店

和食編
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当ブログではあまりREPORTしていないお弁当ですが、管理人は実はお弁当が大好き。皆様はどのお弁当がお好きでしょうか。大手弁当チェーン店ではお馴染みの海苔弁当や唐揚げ弁当なども人気ですね。また、駅弁も多くの人にとっては好評で、電車には乗らないのに駅弁だけは楽しもうと、百貨店やスーパーなどでは駅弁フェアがいつもどこかで開催されており、活況を呈しています。管理人はお弁当ならだいたい好きなのですが、一番は?と問われると幕の内弁当と答えるでしょうか。幕の内弁当の良いところは、さまざまなオカズを同時に楽しめるから。焼肉弁当のような一点突破型弁当も好きではあるものの、いろいろなオカズをつまみながら楽しめる幕の内弁当は、ご飯にもビールなどのアルコールにも合う最強のお弁当と言えるでしょう。と、管理人のお弁当愛を存分に語っているのにはワケがありまして、実は知り合いからイートインもできる弁当・定食店があると教えてもらったからです。京都府庁近くで管理人の活動テリトリー内にも関わらず、まったく知りませんでした。これはREPORTすべきでしょう、ということで今回は管理人のお弁当愛を実感していただきたく、烏丸丸太町方面へと向かいました。

丸太町通烏丸通の交差点(烏丸丸太町)を西へ200mほど行き、衣棚通を北へ140mほど行ったところにある「お弁当 お食事処 千かく(せんかく)」。外観からそれほど古いお店ではないようで、お弁当類などのテイクアウトや出前がメインのお店らしいです。う〜ん…このあたりは数年前に閉業されたリーズナブルな名洋食店があったりして、そこそこウロウロしているハズなのですが、まだ知らない飲食店があるとは正直驚きました。まぁ、当ブログは京都市内の飲食店を紹介するガチブログ勢にはとても敵わない情弱管理人の運営ですので、まだまだ知らないお店があると改めて思い知った次第です。こちらの昼の営業時刻は8時〜ラストオーダー14:30、夜は17時〜ラストオーダー18:30となっていて、土曜日の夜は営業されていません。時刻は14時、まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

お弁当各種の種類がとにかく多く、選ぶのに苦労する充実のラインナップです。¥800台〜¥2,000未満と、普段使いにもってこいのリーズナブルさも魅力ではないでしょうか。実は店内にもメニュー表はあるのですが、ガチ中華やガチインド・ネパールのお店ぐらい大量のメニュー表でして、もうメンドーになって撮影はしていません。それにホームページに掲載されているメニューの方が間違いなく見やすいので、気になる人はホームページをご確認ください。管理人が注目したのは店名を冠した「千かく弁当」(イートイン:¥1,230・出前:¥1,200・持帰:¥1,240)。ハンバーグ・エビフライ・おろしヒレカツが付く洋食弁当であり、洋風幕の内弁当です。お店の名前が付いているメニューは間違いナシ、という管理人理論に従い、「千かく弁当」に決めて店内へ入ってみました。

清潔感のある真新しい店内です。カウンター10席と4名テーブル席3卓の構成で、お一人様も利用しやすいでしょう。管理人が訪問した日は観光客らしき外国人カップルと日本人の女性2名組、お一人様の男性と、14時にも関わらず多くのお客さんが食事を楽しまれていました。2階にも座敷があるようで、ちょっとした宴会などにも利用しやすいでしょう。では早速、「千かく弁当」を注文してみました。

これはこれは、¥1,230とは思えないゴージャスな陣容です。ちなみにお味噌汁はイートインだけのサービス。おろしヒレカツ2切れに洋食弁当としては大きめなハンバーグ、こちらも大ぶりなエビフライに副菜としてだし巻き玉子、ケチャップスパに野菜サラダと完璧な内容となっています。洋食店ではなく和食店や定食店の洋食弁当、洋風幕の内弁当のビジュアルそのままで、お店によっては¥2,000ぐらいしても文句言えないレベルではないでしょうか。管理人は洋食好きで本格洋食ももちろん好きなのですが、定食店など街の飲食店の洋食も昭和らしさがあって大好きなのです。特にこちらのハンバーグを見た瞬間、“あぁ、懐かしい…”と感慨深くなってしまいました。そう、管理人が子どもの頃の昭和時代、街にあふれていた定食店や家のお弁当に入っていたハンバーグを大きくした感じのビジュアルなのです。牛肉と豚肉の比率がどうとか、焼き加減がこうとか、そんな理屈を超えたおいしさがあるハンバーグだと瞬時に理解できました。では、このノスタルジックさ漂うハンバーグからいただきましょう。

ウン、やっぱり昔ながらの子どもも大好きなハンバーグです。まずソースですがおそらくケチャップとトンカツソースやウスターソースなどで作られた昭和時代は王道のハンバーグソース。これはとにかくご飯が進みます。肉質はこちらも推測とはなりますが、柔らかな食感からして鶏ミンチが主体となっているのでしょう。オトナになって本格的なハンバーグを食べる機会が増えてすっかり忘れていましたが、このアッサリとしながらも旨味が強い、昭和の定食店では喫茶店などでは王道だったハンバーグの味わいを久しぶりに体験できました。弁当に入っているハンバーグはこれが正解。鶏ミンチを使われているなら冷めてもおいしいハズですので、肉汁たっぷりな本格ハンバーグだけが正しいワケではない50歳を超えて改めて学ぶことができました。

おろしヒレカツも柔らかな豚肉と大根おろしのソースが安定の組み合わせです。実はこれも大昔のハナシとなり恐縮なのですが、管理人が子どもの頃に最も好きだったトンカツは、トンカソースでもデミグラスソースでもなく大根おろしの醤油ベースのソースでした。大根おろしのサッパリ感と醤油の旨味がトンカツには最も合う、と信じて疑っていなかった少年時代。本当は今でも好きなのですが、自宅だと大根をおろすのがメンドーで、本格的なトンカツ店ではお店のソースで食べるのが何となく正しいと考えてしまい、久しぶりにおろしトンカツを食べることができました。これなら食べ盛りな若者は当然として、揚げ物が得意ではなくなってきたとお嘆きのミドル・シニアでもおいしくいただけると思います。そして何より、大根おろし+醤油ベースですので、こちらもご飯にピッタリ。お弁当のオカズとしても最強レベルのヒレカツを堪能できました。

イートイン限定サービスとしてミニアイスコーヒー(またはホットコーヒー)も付いてきます。これだけのサービスで¥1,230はかなりのお値打ち。さまざまなお弁当各種や日替わり弁当も豊富ですので、毎日でも通いたいお店です。お近くの人なら出前やテイクアウトも利用できるなど自由度の高さも魅力かも知れません。京都御所からも徒歩すぐの場所ですので、近くまで来られた場合や御所散策のついでのランチとして、ぜひこちらのお弁当各種もお試しください。

[2024年6月1日訪問]

お弁当 お食事処 千かく
●住所…京都市上京区今薬屋町308(Google マップ
●TEL…075-252-5766
●定休日…日曜日および祝日
●タバコ…禁煙
●交通…地下鉄「丸太町駅」から徒歩4分程度
●専用駐車場…なし
ホームページ/Instagram

コメント

  1. 船長 より:

    美味しそうなお弁当を味噌汁付きで店内でいただけるのは嬉しいですね❗
    近くなので、また行きます(笑)

    • むちむち より:

      船長さん、毎度ありがとうございます。

      ご自宅?職場?からお近くなんですね、府庁前は飲食店激戦区ですので
      またREPORTさせていただきますね〜

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