吉田チキン京大店
先日「和洋キッチン 松之助」に伺った際、今出川通を挟んだ南向いに「吉田チキン」というお店があることに気づきました。以前からお店の前はよく通っていたことに加え、御薗橋西詰でも同じ名前のお店を見かけていたので気になっていたのです。近所に住む知り合いからローストチキンの専門店と聞いていて、行く機会をうかがっていました。そして2月14日、2tトラック5台分のチョコレートを片付け、お一人様で「吉田チキン京大店」へ向かいます。
21:10に到着。2階は宴会で盛り上がっている感じでしたが、1階のカップルやグループはちょうど退店されるところでした。22時閉店らしいので、早速店内へ入ってみます。
1階はカップル1組とお一人様1名が食事中。カウンター席に案内されて見渡すと、入ってすぐのところに自動回転鶏丸焼き機、正式にはロティサリーチキンマシンで丸鶏が焼かれています。と言うことはこちらのお店はローストチキンではなくロティサリーチキンの専門店だとわかりました。ロティサリーチキンとはフランスの由緒正しき料理で、日本ではコストコで販売されていることでご存知の方も多いのではないでしょうか。最近では首都圏を中心に、ロティサリーチキンが静かなブームとなっているようです。ではメニューを確認してみましょう。
ロティサリーチキンを使った手頃なセットメニューが取り揃えられています。“初来店の方はまずこちらを!”と書かれた「定番!チキンライス(スープ&1ドリンク付)」¥800がおすすめなのでしょう。しかし管理人はロティサリーチキンをガッツリ食べたかったため、「丸ごと半身!スペシャルチキンプレート」¥980を注文してみました。
おおーっ、丸鶏の半身の登場です。まずロティサリーチキンはフランス料理で間違いありませんが、つけダレのサルサソースはメキシコ風、わかめスープは韓国風、ターメリックライスはインド風と、まるでカオス。このプレートは一体、何料理なのでしょうか。どう考えてもカオス!としか言いようがないので、チキンをいただいてみましょう。
ナイフとフォークを駆使して解体し一口食べてみると、パリパリに焼かれた皮がとてもおいしい!鶏肉もマシンで余計な脂が落とされていて、鶏の旨味が凝縮されています。サルサソースをつけなくても塩とハーブの味付けだけで十分に実力がわかる味わいです。ただ、食べ進めると多少味に飽きてきそうですので、合間にサルサソースをつけて食べると半身でもあっさり完食することができました。飲む方はビールか冷えた白ワインによく合うと思います。
知り合いが言うにはこちらのマスターはソムリエだそうですので、ワイン好きな方には特におすすめ。見た目とは異なり、鶏の旨味をさっぱりといただける味わいで、万人受けするおいしさだと感じました。ランチタイムも夜も特に京都大学の学生で賑わっているお店です。お一人様でも入りやすいと思いますので、お近くにお越しの際はぜひおいしいロティサリーチキンをお試しください。
[2019年2月14日訪問]
= 吉田チキン京大店 =
●住所…京都市左京区吉田本町26
●TEL…075-754-0682
●定休日…日曜日
●備考…店内禁煙(?)
●ホームページ…twitter
※より詳しく知りたい方は食べログ「ローストチキンダイニング 吉田チキン」で検索してください。
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