大正ロマンな建物で鮮魚をいただける海鮮居酒屋。

和食編

炉端・鮨 螢

用事で烏丸三条にやってきました。古くからのオフィス街で、近隣には京都府京都文化博物館京都国際マンガミュージアムがあるなど、近年では観光客で賑わう人気スポットにもなっています。そんな烏丸三条の中でもひときわ目をひく建物が「文椿ビルヂング」ではないでしょうか。

大正9年(1920年)に建てられた木造洋風建造物で、2004年に商業施設としてリノベーションされました。大正モダニズムを体現した、外国人観光客にも人気の商業施設。飲食店も数軒入居されていて、どちらかと言えば大人向けの印象です。今回はおいしい魚料理を求めて、1階にある「炉端・鮨 螢(ろばた・すし ほたる)」へ伺いました。

文椿ビルヂング」の東側に入口がある炉端焼き居酒屋です。特に海鮮料理が人気で、観光客だけでなく京都在住の方も多く訪れています。管理人は夜に何度か伺ったことがあるのですが常にお客さんで賑わっていました。今回はランチタイムの13:40に、初体験となるランチをいただこう店内へ入ってみます。

入口を進むと、その辺の家のような地味な玄関があります。その辺の家ではありませんので、構わず中へ入ってみましょう。

店内は大正ロマンな落ち着いた雰囲気です。入口手前がテーブル席、奥がカウンター席となっています。少し遅めの時刻だったせいか、お客さんは6割程度の入りですんなりとカウンター席へ案内されました。ただ、4種類あるランチメニューの内、2種類はすでに売り切れと元気そうな女性店員さんに告げられます。とにかくメニューを拝見してみましょう。

4種類あるランチメニューは全品¥1,000。その内、「とろホッケ炭焼き定食」と「とろ鯵(アジ)炭焼き定食」は売り切れていて、「海鮮丼定食」と「若鶏もも肉の生姜焼き定食」から選びます。“ない”と言われると急に食べたくなる不思議。もともとは海鮮丼目当ての訪問なので何の問題もないハズですが、焼魚に俄然興味がわいてきました。しかし大人なお店でアラフィフがダダをこねたりギャン泣きするのはエチケットに反するような気もしますので、今回はおとなしく予定どおり「海鮮丼定食」を注文してみます。

アラフィフのオッサンが子どものようにときめく、ゴマダレと卵黄がツヤツヤに輝く海鮮丼が到着しました。大根千六本の味噌汁、冷奴、刻みタクアンとシンプルながら間違いのない副菜にもお店の実力が感じられます。味噌汁はダシが香る薄味で上品な京都仕様。京都のどこのご家庭でも食べられている、どこかホッとする懐かしい味わいです。海鮮丼は、刺身をゴマダレで漬けにしている珍しいスタイル。卵黄が乗っていることからも、愛媛県宇和島市を中心とした南予地方で食べられている「鯛めし(通称:宇和島鯛めし)」をモデルにされているようです。では、早速いただいてみましょう。

魚はカツオ、タイ、ネギトロの3種類。濃厚なゴマダレと新鮮な魚の旨味、コクのある卵黄の相性が抜群です。ワサビ醤油でいただく海鮮丼とはまったく異なるおいしさがあります。白身魚のタイはゴマダレの効果でタイの旨味が引き立つ味わい。カツオとネギトロは魚の濃厚さにゴマダレの濃厚がプラスされ、それぞれの味が存分に発揮されたおいしさを実感できます。そして何より、白ごはんによく合う!超贅沢なTKG(たまごかけごはん)とも言えるおいしさで、新たな魚の魅力を味わうことができました。

ランチは月曜日〜土曜日の11:30〜15時まで営業されていますが、15時前にはすべてのメニューが売り切れます。必ず食べたいメニューがある方は、できるだけ早くに訪問されて方がいいでしょう。京都でお手頃価格で魚料理を食べるなら「炉端・鮨 螢」!と断言する熱烈なファンも多い、烏丸三条の繁盛店です。魚好きならぜひ一度、「文椿ビルヂング」まで足をお運びください。

[2019年3月16日訪問]

炉端・鮨 螢
●住所…京都市中京区御倉町79 文椿ビルヂング1F
●TEL…075-251-0666
●定休日…年中無休(日曜日は15時〜営業)
●備考…店内喫煙可
●ホームページ…https://hotaru-kyoto.com/

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