京都で南国気分を味わえるエスニック料理店

その他料理編
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南国サンサン食堂

11月に入り、京都もいよいよ冷えてきました。盆地特有の厳しい寒さは「京都の底冷え」と呼ばれ、北国出身者ですら驚くほどの冷たさです。管理人は1月生まれであり、また全身を天然の防寒着(脂肪)で覆っていることもあって“冬には強い”と自信をもっていたのですが、歳をとるごとに京都の寒さがいっそう身にしみるようになりました。南国へ行きたい。太陽がサンサンと照らす暖かな南の国に移住したい。しかし南国の虫はどれもこれも巨大らしく、虫が絶対にイヤな管理人にはとても住めそうにありません。しかも移住できるだけのお金もありません。そこでせめて南国気分だけでも味わおうと、バス停「銀閣寺道」近くにある「南国サンサン食堂」へ伺いました。

白川通今出川通の交差点(白川今出川)を西へ100mほど行ったところにあるエスニック料理店です。これまでREPORTした「京都爽庵カフェ」や「麺や 向日葵」にも近く、京都大学京都造形芸術大学の学生も多いエリアで飲食店の激戦区とも言えます。京都の飲食店は21時や22時閉店が多い中、こちらは23時まで営業されていて、夜遅めの夕食にも安心。時刻は21:30、まずは店頭のメニューを確認してみましょう。

本格的なエスニック料理だけではなく、沖縄料理なども提供されています。日本人向けの料理も多く、学生などが普段使いできそうなメニューと価格がうれしいお店です。管理人は本格的なエスニック料理があまり得意でないこともあり助かります。また、夜でも定食メニューが豊富で、アルコール類を飲めないお一人様でも気軽に利用できるのも高ポイントではないでしょうか。それでは2階にある店内へ入ってみましょう。

階段をのぼり靴を脱いで店内へ入ると、そこは南国でした。飲む人にとってもパラダイス。この時間となるとお客さんは学生が中心のようですが、日によってはビジネスパーソンも利用されています。靴の着脱は億劫な反面、脱いでしまえば別荘にいるような感覚でリラックスでき、南国の夜をゆったりとくつろげそうです。では改めてメニューを確認してみましょう。

沖縄県ブランド豚である「やんばる島豚あぐー」を使われた「あぐーステーキ定食」¥1,280にもそそられますが、ここはやはり東南アジアの風が感じられる「ナシゴレンセット」¥780にしましょう。とりあえずノンアルコールとツマミに「ベトナムの揚げ春巻き」¥580を注文してみました。

かなり大きく細長い皿に盛り付けられた「ベトナムの揚げ春巻き」の到着です。単なる揚げ春巻きではなく“ベトナムの”と付いている理由の1つは、皮が米粉でできているライスペーパーだから。一般的な春巻きの皮は強力粉など小麦粉が使われていますが、米の生産が盛んなベトナムでは米粉が料理でも頻繁に使われます。ベトナムの名物料理「生春巻き」の皮もライスペーパーで、同じく名物麺料理としても知られる「フォー」も米粉の麺。日本以上にお米が好きな国民性なのでしょう。カラシ醤油につけていただいてみます。

揚げた皮のサクサクとした食感が心地いい一品です。中華の春巻きのようにパリパリではなく、どちらかと言えば湯葉揚げに近いクリスピー感。そして具の主役であるエビの風味と旨味が口いっぱいに広がります。ベトナムをはじめ東南アジア諸国ではエビの養殖も盛んで、日本で食べられている輸入エビの半数以上はタイやベトナム、インドネシアといった東南アジア産。エスニック風の軽やかな味わいが新鮮で(ノンアルコール)ビールにもよく合うツマミです。

いよいよ「ナシゴレンセット」が到着。ナシゴレンとはインドネシアやマレーシアのヤキメシで、ミーゴレンまたはパッタイ(ともに東南アジアの焼きそば)と並んで日本人に人気の東南アジア料理です。管理人のように特にオッサンはエスニック料理が得意でない方も多いと思いますが、ナシゴレンやミーゴレン、パッタイを注文しておけばまず大丈夫。たま〜にパクチーどっさりタイプのものもありますので保証はできかねないものの、もともとは中華料理を起源としているだけあって日本人でも抵抗なく食べられるハズです。サラダもたっぷり、クルプック(東南アジアのえびせん)をツマミながらナシゴレンをいただきます。

エビの味にやさしく包まれたクセのないおいしさです。エビ炒飯とエビピラフの中間的な味わいでしょうか。このシットリ感により米の甘みと食材の旨味が引き出されています。味付けにはナンプラーかニョクマム(ともに東南アジアの魚醤)が使われているようですが、魚醤独特のクセはほとんど感じません。本格派をお望みの方には少し物足りないかも知れないと感じつつも、エスニック料理が得意ではない管理人にとってはこれぐらいがちょうどおいしいと思いました。

スープや口直しのヨーグルトまでついて¥780の「ナシゴレンセット」は相当にお得。エビ好きにはたまらないおいしさでしょう。もちろん東南アジアや沖縄の肉料理も豊富に用意されていますので、肉好きでも十分に満足できます。南国の雰囲気にゆったりとリラックスしながら夜遅くでも食事やお酒を愉しめるお店です。叡電「元田中駅」から徒歩20分程度、市バス「銀閣寺道」バス停から徒歩2分程度の場所にありますので、銀閣寺観光や哲学の道散策の際にでも足を伸ばされて南国気分を満喫されてみてはいかがでしょうか。

[2019年10月28日訪問]

南国サンサン食堂
●住所…京都市左京区浄土寺西田町75(Google マップ
●TEL…075-752-2213
●定休日…火曜日
●備考…禁煙(?)
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