人気小説の主人公も食べた料理を味わえるカフェ

喫茶店・カフェ編
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Café Collection
(カフェ コレクション)

四畳半神話大系」という小説をご存知でしょうか。京都大学 農学部を卒業後、小説家になられた森見 登美彦さんのヒット作として話題になり、2010年にはアニメにもなりました。物語の主人公は京都大学 農学部の3回生で、京都市内を舞台に描かれているのですが、その中に登場する「喫茶コレクション」こそ、今回REPORTする「Café Collection(カフェ コレクション)」です。

京大農学部のすぐ隣にあるカフェ。おそらく森見さんも通われていたのではないでしょうか。歩いてすぐのところには「04:龍門 百万遍店」や「和洋キッチン 松之助」、「吉田チキン京大店」、「定食屋 ケンケン」があるなど、京大生の胃袋を満足させるちょっとしたグルメスポットとなっています。22時まで営業している人気カフェで、京大生はもちろん、「四畳半神話大系」の聖地巡りで訪れる女子も多いのだとか。早速店内へ入ってみましょう。

ウッディで明るい店内はテーブルも広く1階と2階があり、グループでの利用にも便利です。一輪挿しのバラがこちらのお店のアイコンとなっています。ではメニューを確認してみましょう。

デカ盛りで人気なのが「オムライス」¥680で、ネットでもさまざまなレビューがアップされています。しかし、管理人が注目したのはホワイトソーススパゲティです。

“寺町スパゲティコレクションのメニューより”と書かれているホワイトソーススパゲティ各種。実は昨年2018年5月に閉店された寺町四条の姉妹店「スパゲティ コレクション」のホワイトソーススパゲティを、こちらなら現在でも食べることができます。四畳半神話大系」の主人公は夕食にこちらの「明太子スパゲティ」¥680を食べていましたが、管理人は「ホワイトソース ホタテ スパゲティ」¥1,600を注文してみました。

産地か!!

とツッコミたくような大粒のホタテが4個。ありがちなベビーホタテでも貝柱でもなく、立派なホタテが4個も乗せられていました。カフェで出てくるホタテではありません。“なぜ¥1,600もするのだろう?”と疑問に思われた方も多いとは思いますが、このボリュームなら納得です。しかも冷凍モノではなく新鮮そのもの。バターと塩コショウのみでソテーされたホタテは臭みなどは一切なく、まろやかで濃厚なホタテの旨味を贅沢に堪能できます。ホワイトソースはバターと生クリームのコクのある風味が絶品。スパゲティやホタテとの相性も抜群です。フレンチのようなリッチな味わいに驚くと同時に、ホタテのおいしさを改めて実感することができました。

夜カフェですから、食後のコーヒーは必須です。今回注文したのは「チョコレートケーキとカフェラテ」¥660。一転リーズナブルな価格のケーキセットです。カフェラテは濃厚なコーヒーとスチームミルクがマッチした本格派の豊かな味わい。チョコレートケーキはお茶菓子感覚でいただける軽めのカジュアルなケーキとなっています。本格的なチョコレートケーキではありませんが、食後のデザートとしては丁度いいクオリティに感じました。

京都のスパゲティと言えば名前が上がる「スパゲティ コレクション」の味をそのまま引き継がれています。夜遅くに軽食(といってもかなりのボリュームですが)を、お一人様でも気兼ねなく利用できるお店です。スパゲティだけでなく、ご飯物やサンドウィッチ、ピザなども充実していますので、カフェ好きで食いしん坊な方にはピッタリのお店ではないでしょうか。「四畳半神話大系」を読んだことがある方なら、一度は訪問する価値があると思いますよ。

[2019年3月13日訪問]

Café Collection(カフェ コレクション)
●住所…京都市左京区北白川追分町67
●TEL…075-722-0737
●定休日…年中無休
●備考…店内分煙(1階喫煙可・2階禁煙)
●ホームページ…なし
※詳細は食べログ「カフェコレクション」で検索してください。

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